CSPの機能でワイパーを追加する方法【Assetto Corsa】

Mod作り

こんにちは。今回はAssetto CorsaでCustomShadersPatch(CSP)の機能を使用してワイパーが動かない車種にワイパーアニメーションを付けるまでを書きます。理解すれば10分くらいでできるのでチャレンジしてみて下さい。

スポンサーリンク

事前準備

1.ワイパーを付けたい車種のフォルダ内にextensionフォルダとその中にext_config.iniがあることを確認する。(なかったら作成してください)(assettocorsa\extension\config\cars内のcarname.iniでも可)

2.コースインしてObject Inspectorを起動して、右上のToolボタンからAnimated wipersをクリック。

3.すると以下のような画面が出てくるのでクリックしコピーして、ext_configにペースト。

4.2か所のMESHES=の後にワイパーのオブジェクト名を、UNDERLYING SURFACE=の後にフロントガラスのオブジェクト名をコピー&ペースト。(Object Inspectorを起動した状態でAlt+クリックでクリックした場所のオブジェクトの情報が分かります。)

5.一度ゲームを終了。また、ext_configを保存。

スポンサーリンク

ワイパーを作動させる

1.コースに入ると、Object Inspectorを起動したままだと以下のようなウインドウが表示されていると思います。ワイパーの部品が緑にハイライトされていたらokです。

2.ワイパーのみを選択します。Ctrlを押しながら範囲選択が便利です。Altを押しながらだと選択解除ができます。ワイパーは一本ずつ選択してください。

3.一本選択出来たごとにAdd new groupをクリックしてグループ化してください。

4.Main Partタブに移動して、上のDisable curvature followingをクリックします。

5.Custom positionを動かしてみて選択し忘れたパーツがないか確認します。

6.XYZ軸がワイパーの上に表示されているので、ワイパーをフロントガラスに近づけるためにCtrlを押しながら軸を移動させます。(大まかでいいです)

7.ワイパーの終わる位置を決めるためAngle(end)を調整します。

8.上のEnable everythingをクリックしてフロントガラスにワイパーが添うか確認。

10.Wipers speedを動かして確認。

11.Copy all settingsをクリックしてコピーし、ext_configにペースト、保存。

12.雨を降らせてみて、雨粒をふき取るか内側と外側から確認。

13.完了したら、以下のようにDEBUG=0にしてください。

[ANIMATED_WIPER_0]
DEBUG = 0

スポンサーリンク

注意点

※1 内側フロントガラスがない場合、内側から雨粒をふき取る描写はされません。

※2 LODがある車の場合、Custom LODを動かして、同じ作業を繰り返してください。クルマが遠くに描画されているときにワイパーが動かなくなってしまいます。作業していないLODはDEBUG = 0にすることを忘れずに

※3 Base part他のタブについてはそのタブに書いてある解説文を翻訳してみて下さい。特殊なワイパーの動きの時に使うようです。

※4 フロントガラスと直接接触するラバーの部分のオブジェクト(マテリアル)が分かれている場合、設定してもfailed to automatically detect rubber parameterとエラーが出てロードできませんでした。対処法が分かれば追記します。

スポンサーリンク

参考ツイート動画

以上です。基本的なやり方を書きました。

もしこの記事が参考になり、「寄付してもいいよ」という方がいらっしゃったらPatreonでの支援をお願いします! SNS等でのシェアもよろしければおねがいします。

Mod作り
スポンサーリンク
この記事をシェアする
shin956をフォローする

コメント

  1. 名無し より:

    ご存じでしたらrefracting headlightの使い方をお願いします。

  2. 名無しのごんべい より:

    片方のワイパーだけ逆に動いてしまう場合はどうしたらいいのでしょうか?

タイトルとURLをコピーしました